Fri, 23 September 2011
マーケットはどこまでも続きます。
レシピ本には何ぺージか折った跡。
どれくらい前の人が、どんな時にこのフライパンを使ってオムレツを作っていたんだろう・・
夢のあふれるクッキー型は、お母さんが子供のために作ってあげてたのかな・・
こんなに可愛い柄のエプロンで、何を誰かの帰りを待ちながらお料理をして、誰かをまた送りだして・・
沢山の美味しい幸せな食事を作ったんだろうなぁ。
こちらは流行りのタッセル。
こうやって見ると、トラディショナルな物であったことを思い出します。
ニューヨークにある大きな料理の大学に通う同い年の従姉妹Alicia にも一緒に来てもらいました。
小さなころは、お揃いの服を着て同じお稽古を習い、同じ様に怒られて、同じ様に育ってきた私たちには
何かを見たときの感性で通ずるものがあります。
誕生日会のときのワクワクしたケーキの匂い、必死に想像を膨らませながら設定を考えたお人形さんごっこ、
同じ感性だからこそ、ペンシルバニアのアンティークマーケットでは、要所要所にどこかで見た何かの映画や
聞いたことのある話をお互いがリンクさせ、かつての憧れや、興奮、少しの切なさを共有できた気がします。
長い歴史の中で誰かの笑顔と沢山出会い、捨てられることなくこの時代まで残ってくれたアンティークは、
こんな私にも、なぜか少し懐かしい気持ちを与えてくれました。
連れて行ってくれた皆さん、本当にありがとうございました^^