Fri, 23 September 2011
まだ薄暗い朝5時のニューヨーク・・
自然が美しすぎるペンシルバニア州!
車から窓を開けてビックリ・・車道に馬車が沢山。
マンハッタンで目にするPoliceが乗った馬とは全く違う雰囲気でした。
そう・・彼らはアーミッシュとよばれるキリスト教プロテスタントの一派で、まるで現代生活を拒否するかのように
電話、コンピューター、洗濯機、全ての電機化をせず、男性は畑仕事、女性は家事ができれば
それ以上の勉学は必要なしとされ、今もなお18世紀のままの生活様式で、移動は馬車、食べるものは
バターもアイスクリームも全て手作りで暮らしている人たちなのです・・
ほとんどの男性はサスペンダーの付いた作業服に淵付帽子、女性は水色の長いワンピースをまとい
髪の毛をきっちりとゆわいているのが特徴的です。
頑固なわけではなく、人に対して深い愛情で赦すことを最優先する彼らは、たとえ自分の子供を
殺されたとしても、自殺した犯人の葬儀に出席するほどの赦しの心を持っているそうです。
iphoneとDoCoMOを電波によって使い分け、朝ごはんにはオーブンで焼き戻したベーグルに
デパ地下で買ってきたチーズを塗って朝を迎える私なんかには、到底想像ができない価値観を持った人なのでしょう・・
彼らには平均7.8人の子供がいるそうで、今もなお若い世代に受け継がれているのだと言うから驚き・・
とても興味深いけど、彼らは多くを語ることをせずアーミッシュについての文献は非常に少ないのだそう。。
タイムスリップしたかのようなこの場所で、私は少し異空間な気持ちのまま、相変わらずモデルルームの
インテリア買い付けを再開。
アメリカの旧い映画で見たことあるようなものばかり。
誰がどのようにして使っていたんだろう・・想像が膨らみます。
買えるようなものは沢山なかったけど、心の中には沢山の新しい気持ちが芽生えました。
なかなかないこの機会、更に深いペンシルバニアへ向かいます。