Fri, 2 September 2011
先週の情熱大陸 でキュレーターと言う職業が特集されていました。
専門的な美術の知識を元に展覧会の企画や運営全般を担当するキュレーター。
日本ではまだあまり聞くことがありませんが、欧米ではかなり認知されている職業です。
そしてそのキュレーターとして紹介されていたのがなんとうっかり私の従姉だったので、
普段ピカソのピの字もわからない私が釘付けになってしまいました
最近会ってなかった綾野ねーねが嬉しそうに仕事をしているところを観て・・もはや感無量。
そんな従姉がキュレーターとしてオリジナルの目線でPRに関わっているという
現在京都で開催されている「フェルメールからのラブレター展」に早速行ってきちゃいました。
今から300年以上も前の17世紀オランダの画家フェルメールが描く絵には、今の時代にも通ずる女性の心が
鮮やかな色・表情・細かい描写でとても柔らかく表現されていました。
キーワードは手紙。
今の女の子たちが恋愛をするとき、好きな人からのメールを心待ちにするのと同じように・・
主に「恋愛」のツールとして使われた手紙という文化に焦点を当て、壁に飾られた地図で遠距離恋愛を
彷彿させたり、横に召使を待機させながらも床には沢山の失敗した手紙がクチャクチャに放り投げられて
心を乱している乙女心などの様子はとても300年も前の事とは思えないものでした。
その頃はヨーロッパからアジアに手紙を出す場合2年間もかかったというのだから、今は本当に便利になったもんです・・
もはやフェルメール展にひたった後にfacebookを開いたときは「いいねボタン」が何か忘れそうになりました
それはともかく「手紙を読む青衣の女」が修復され世界初公開となるのがまさかの日本!
もちろん日本初上陸でもあります。淡い乙女心を鮮やかなフェルメールブルーで再現している
その様子は一見の価値ありです。
9月も始まり、芸術の秋スタートさせてみてはいかでしょう^^
ちなみに従姉のお姉ちゃんは、名画の中にある料理をリアルの再現することで、その時の人々の暮らしや
思いを現代に伝える、というやり方で仕事をしていていくつかのレシピがかかれた本 も出しています。
レシピだけでなくかなり掘り下げたリアルなライフスタイルのことが書かれています。
こりゃ好きじゃなきゃこんなに調べられないだろうな~と深く感心。
明日はワクワクしていたFURLA のレセプションということで、シャレオツな秋も到来予定^^
台風が静かにしてくれていますように!おやすみなさい。