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ボローニャにあるFURLA本社の、素敵さ。

Sun, 4 November 2012

美味しい記事ばかり書いていましたが、そもそも今回FURLAさんからご招待いただいたこのイタリア出張、
メインはボローニャにある本社への訪問でした。

フィレンツェからトレニタリアに乗って1時間ほど、ボローニャに到着して、更に車でむかうこと20分ほどの場所に
それはありました。

想像を遥かにこえる美しいフルラの本社。
(思わずTwitterで呟いた「こんなに素敵なオフィスなら、毎朝7時に来て、ピクニッックシートしいて、
クロワッサンとコーヒー飲みながら、歌って踊ってワンピースの裾ふくらまして、回りながら出勤するのに!」は本心ですw)

まるでお話のなかみたいな世界。


1927年アルド.フルラネットさんが妻のマルゲリータさんと、アクティブな女性に向けて
「購入しやすい価格で、高品質な女性らしいバッグ」を提供したいという思いからボローニャで設立したブランド。

青空のした、ヨーロッパの冬らしい冷たい風が吹くボローニャ。そんな中、短めのダウンと服細身のパンツスタイルで現れたのが
創業者の娘、現社長のジョバンナ.フルラネットさん。



(背景の絵も、2008年にフルラ財団を設立し、多くのアーティストのサポートもしている彼女らしいセレクト。)

もともとのスピリットである“アクティブな女性たちへ”向けたFURLAのメッセージ。
最近ますます日本でフルラのバッグを目にする機会が多いのは、
きっと多くの女性に沢山の選択肢を与えているからだと思う。

トラディショナルでイタリアらしい憧れのデザインから、近年あまりにも話題になっているキャンディシリーズ。
価格の幅も広く、選択の幅と同時に年齢層の幅をも拡げています。

とはいえそれがマス受けではなく、まさにフルラがターゲットとする女性たちから愛されているのがすごい。

カステラで言うとザラメのところだけを横に切り取っているような、驚くような切り方。ヽ(゚◇゚ )ノ

そして経営だけでなく全製品の企画、監修をも行っているという彼女からその想いや、
これからのフルラの話をお伺いして、すべてに納得。


多くのアクティブな女性に愛される理由は、技術や機械に頼るだけでなく、
80年前から変わらない作り手側からの想いと、そして革新しつづける作り手自身の姿勢に秘訣があるのだと確信しました。

そんなミーティングルームからの眺めはやっぱり清々しい。

このあとはクリエイティブ現場へ。
クリエイティブディレクターのファビオフージと、デザイナーのマリアエレナさんとチームの皆さん。

形にならなかったサンプルのキャンディバッグを見て、もう釘付け!

是非とも商品化して欲しいものがいくつもありました。
こうして練って練って、毎シーズン素敵なデザインのコレクションを発表して行くんですね。



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伝統的な歴史と、そして革新を続けるクリエイティブなメンバー、インスピレーションの元となるであろう
素敵な空間を体験して、帰り道FURLAのバッグを持って列車に乗り込む時は、なんだか更に誇らしい気持ちになりました。

贅沢な今の世の中、こうして自分の持つ物を愛して、誇らしく思って生きて行けたら素敵ですね。
そう思うと、なんにでも興味を持つ事って、自分の為にもすごく大切なことなんだな。と改めて。

チームFURLAの皆さま、最高な時間をありがとうございました!

with Natsu…♫(なんだか小人みたいw)


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