Sun, 14 December 2014
こんにちは。気持ちのいい土曜日の朝。
今日は、半年間ご一緒してきたPanasonic Beauty×NEXTWEEKEND
キレイカスタマイズの年内ラストのイベントで大阪にきています。
クリスマスを間近に控えた関西の町は大賑わい。
神戸ルミナリエのせいかハリーポッターのせいかはわかりませんが、
関西全域ほとんどホテルが埋まっていててんやわんやでした…。
そんな心も身体も慌ただしい師走の最中ではありますが、ちょっと過去を振り返りつつ…
秋になったばかりの頃の話です。
NEXTWEEKENDでは、今年から新コンテンツDiscovery Weekendという企画が始まり、
その中で自治体特選ストアとコラボレーションしたことで、これからNEXTWEEKENDでは
自治体単位で取材をさせてもらうことが増えていく予定です。
第一弾として、今回は海の京都とよばれる、丹後半島へ取材に行ってきました。
「京都ね、近いじゃない」なんて思ってはいけません。
丹後半島は、「東京から1番遠い場所」なんてキャッチコピーもつくほど
交通面だけで言うと時間がかかり、ローカル鉄道に揺られること数時間…。
簡単に行ける場所ではありませんでした。
でも…。だからこそ盛り上がる、この“エスケープ感”
降り立った瞬間に、石垣島や屋久島で感じたような冒険心がうずきました。
この町の“自慢”を1つ1つ体験して、それを紹介させてもらうことがミッションでしたが
先に結果を言うと、この取材を通して「この町の宝もの」…いや、「日本の宝もの」を
見つけました。
「自分の目の前の生活に向き合う」ということ。
この町で出会った誰もが、町の歴史と特長を愛していて、
自分のできることを最大限つかって、次の世代にそれを残そうとすること。
全ての人が職人のようで、本当に温かい場所でした。
こんにゃくいも畑で、帰りに持たせてもらった焼き芋の思い出。
(生芋100%で作られる、ここのこんにゃくの弾力は是非食べてもらいたい逸品)
ハーブ農家さんがつくる、自家製山椒が、縁側でつくられていく様子。
(普通は緑のうちに摘むのに、完熟させたピンクの山椒が特徴。
かなり重宝しています…)
呉服屋さんの“たかあき”さんが風呂敷に書いてくれた
「いつもしあわせ」の文字。
元々はメガネ屋さんだったのに、この町を愛するあまり
色々な名産をつくりたくて「ばら寿司セット」や「ふりかけ」を開発してしまった、
“メガネ屋のおっちゃん”
(品揃えがシュールすぎる)
独自の“骨のこし”という技術で、
骨まで食べられるように「ふわっふわ」な丹後のお魚をお届けする、研究者みたいに熱心なお父さん。
毎朝絞り立ての牛乳でつくられる、最高にフレッシュなモッツアレラを使った
仲良さそうなご兄弟を見て、ピザがおいしい理由がわかりました。
自分の目の前の生活、これまでの歴史、自分のできること。
それらを掛け合わせて、日々をしっかりつくっていく、という
何よりもシンプルで忘れちゃいけない大切なことを、この場所で思い出すことができました。
どんな瞬間も、#週末発見 ができるかどうかは自分次第。
みなさんも発見に溢れた週末をお過ごしください♫
京丹後のみなさま、ありがとうございました。
NEXTWEEKENDでの取材記事はこちら。