Sun, 26 February 2012
結婚情報誌ゼクシィの連載企画ドレス部の部長としても活動する私ですが、
最近の女性は会場や日取りを先に決めてしまって、ドレスは一番最後。
しかもあまり沢山試着をせず会場でセットになっているものからなんとなく決めてしまう人も多いそう。
せっかく女性が最高に輝く1日なんだから、皆運命の1着を見つけられたらいいのに!
私もあわよくば見つけてきたい!という思いと共に今回のロンドンのメインである、
NATIONAL WEDDING SHOW へ潜入取材へ行ってきました。
イギリスでの結婚式といえば昨年世界に幸せを与えてくれたロイヤルウェディング。
(peachy さんの写真より)
ケイトさんが着こなすアレキサンダー・マックイーンのウェディングドレスは本当に美しい姿でしたが・・
じゃあイギリスの多くの女性たちはどのようなドレスを着ているんだろう?
そんな疑問をワクワクに変えてくれたのはこのイベントの色合い!
広告を一目見た瞬間から乙女心をくすぐられました。
会場は沢山の女性で溢れていました。
パートナーと来ているというよりはお母さんだったり、あるいはお父さんだったりと来場している人の方が多かったように思います。
それにしてもお父さんってウェディングドレスなんて選べるもんなのかな・・?
うちの父だったら外で3時間くらいコーヒー飲んで待ってるんだろうな・・
そんなことはさておき、会場はLONDON OLYMPIAというだけあって中に入るとめちゃくちゃ広い・・
そしてウェディングドレスってこんなラフに買えるもんなんだとびっくり。
まるで普通のお洋服です!
しかもめちゃくちゃ安い!物にもよりますが購入で400ポンドってことは今の為替で言うと大体5万円ちょっと。
それを見て「ちょっとした時のためにもいくつか欲しくなっちゃうね」と母。
ちょっとした時って、渋谷で友達の誕生日会とか?弟の学園祭とか?
どんなメルヘンな生活なんだ!
他にもパーティーで振る舞うワインのテイスティングや・・
会場の小物の販売・・
ウェディングケーキも沢山ありました。
その中では写真で一覧になっているchocolatelilly.com のケーキが可愛いなぁ~と思いましたが・・
ウェディングケーキで言えば、自慢じゃないけどニューヨークに住む私の従妹、ALICIA が一番だと思います。
なんてったって肩書きはウェディングデザイナー。
これ彼女が先日NYにてInternational Hotel, Motel, and Restaurant Show(長い・・)
にて、なんとBest Wedding Cakeで入賞した時の作品!
お花も全部お菓子でできてます!
雑誌の切り抜きですら手でちぎるような雑な私には想像もできないほど遠い道のり・・くらくら。
そんなことを考えつつも気づけばSHOW TIME…
シャンパンまでいただき、フロントロウですでに酔っ払い・・
綺麗なウェディングドレス姿の後には男性モデルも・・スカート!?
そう、衣装がキルトでした!イングランドの正装はタキシードですが、スコットランドの正装はこちらのキルト。
イギリスに行く!ロンドンに行く!とひとまとめに考えてしまいがちでしたが・・
そもそもイギリスの正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国で・・
イングランド、スコットランド、ウェールズ、それに北アイルランドが含まれて一つのイギリスという単語になる
ことを再認識。
結婚式のような伝統的なイベントだからこそ、そういう部分は大切なんですね。
妙に納得していたのに、ステージでは何故か花嫁さんをとりあう茶番劇。
一応合わせてみましたが、かなり大きいサイズが多く・・気に入ったデザインでジャストサイズのものは
お土産も色々いただきました。
よく見るとブライダルネイルなのにとてもシンプルなフレンチネイルのチップ入り。
ブライダルイベントなのにネイルのブースはほとんどなかったなぁ。
ネイルにこだわりつくすのは日本ならではなのかも。
でもこれだけ褒めてもらうと、需要はあるような気が!日本ネイリスト協会さん宜しくお願いします!
それにしても花嫁さんたちがこれだけこだわって楽しんで準備できるなら素敵ですね。
式を挙げることは結婚生活のスタートなのに、事務的な作業でそれがゴールに感じたり疲れてしまう人も
多いようです。
だからこそ、もっと事前に・・
たとえまだ結婚を控えていなくても、女性たちが運命のドレスやワクワクと触れ合えるイベントなんかがあったらいいのになぁ~と。
そんなイベント日本でやりたいなそう思いました。
素敵なSHOWをありがとうございました*