

Sat, 12 March 2011
昨日起きてしまった国内観測史上最大のマグニチュードを記録する東北地方太平洋沖地震では、
今日の正午の時点で地震による死者は少なくとも630人に上り、
行方不明者とあわせると1300人を超えました。
地震が起きた時私は九段下のオフィスにいましたが、普通ではない揺れに
すぐに外に出て靖国神社でしばらく避難していました。
いつものビルが信じられないようにぐねぐねと揺れる姿。
混乱する大人たち。
すぐ隣の九段会館では天井が崩れるという悲惨な事故が起きてしまい、
救急車のサイレンが鳴り続けていました。
何時間か前に卒業式の学生さんたちを見て、天気のいい日にとても幸せな気持ちだったのに、
その場所でこんなことが起きるなんて。
足の震えなのか余震なのかもわからない時間がしばらく続き、電話もメールも通じないその間の
全ての情報源はツイッターでした。
ユーストリームを配信するNHKのことも、すぐ近くで火事が起きていることも、大切な人の安否確認も
ツイッターが可能にしてくれました。
都内には94000人という帰宅困難者が溢れました。
私はたまたま近くにいたいとこが車で拾ってくれたので8時間以上かかって明け方に帰宅しました。
その長い道のりでは、宮城での現実を知らないのか不謹慎な状態の人もいました。
ツイッターを見ていれば、今どこでどんな人がSOSを出しているかの個人情報や
ご実家のある宮城の光景をテレビでしか見ることができず、誰にも連絡がつかないまま
涙でその映像を見れない人の心の声、
PrayforJapan という1つのキーワードをもとに世界中からの祈りの声を見ることができ
今起きていることの悲惨さ、重大さをリアルタイムで知ることができますが、
もはやこれは情報の格差で仕方がないことなのかもしれませんが、
状況をわからず、仕事が早く終わったことだけで非日常な気分になってしまっている人の姿は
本当に見たくない光景でした。
ただ、そんな中ツイッターでは不明確な噂や不安を煽るような混乱したつぶやきが多いところを
インフルエンサーとよばれる影響力ある方々が、眠らずにずっとずっと被災地の情報や
都内での避難場所の情報を広め続けてくれていました。
ご自分の影響力を、こういう時に最も有効的に使い一人でも多くの人に届くよう努める姿に
本当に励まされました。
私の母校である成蹊大学が避難場所として開放している、という情報を私がつぶやき
それをリップスライムのイルマリさんがリツイート(彼のフォロワーに広める行為)
してくれた際には多くの知らない方から感謝のメッセージをいただきました。
ソフトバンクの孫さんはこの地震に伴い一週間ソフトバンク携帯から送信するすべての国内向け
レディがガは日本のためにチャリティー用のブレスレット を作り募金を呼び掛けました。
ウェブアートディレクションをお仕事とされているSIMONE のムラカミカイエさんは
混乱するツイッターのタイムラインを見て昨日の数時間で新たなサイトを立ち上げ
都道府県別のツイッターを一覧できるSAVE JAPAN というサイトのURLを配信していました。
皆が自分のできることをしている。。しかもこの短時間での英断。
ブログという発信ツールは一方的ですが、少なくともその手段を持つ者として何ができるか。
インターネットを介しての情報発信だからこそ、これをよんでくれた人が1人でも多く
自分で正確な情報を把握しそれを元にアクションを起こすきっかけになれば・・と思います。
間違った情報で動くのは誰のためにもならないので・・
たとえば「服に困っているらしい!」という噂だけで今すぐに服を被災地に送ったとしても、
着れもしないような古着があふれて倉庫を圧迫するそうです。
駆け付けたってまだまだ出番ではありません。今寄付できるものは現金・水・食糧。
洋服はできればメーカーさんの在庫やしっかり着れるレベルのものを企業単位が
動いてくれたらと思います。
そして、少しでも節電しましょう。今日の夜には停電の可能性もあるそうです。
今日は神戸コレクションも中止、パルコも今日は臨時閉館しています。
その他のファッションビルも今日くらいは電力供給に努めてほしいです・・
ファッションだけじゃない。。パチンコ・遊園地・映画館。今日営業する必要はありますか?:;
外国人から見た地震災害の反応の一つに、
「物が散乱しているスーパーで落ちているものを律儀に拾い列に黙って並びお金を払い買い物をする。
運転再開したばかりの満員の電車の中で妊婦さんに席を譲るお年寄りの姿。これを見て外国人は
絶句した」
という記事をみました。これが日本なのかもしれません・・
祈ることに加えて、各自ができる小さなことから始めたいと思います。。
インターネット募金 もあります。
どうかこれ以上被害が広がりませんように。

世界中からのメッセージ