Mon, 9 August 2010
真っ白と真っ黒って紙一重。
どちらも何もない状態をイメージできる。
でも印象が全然違う。
真っ黒は文字通り色々なことがあって、沢山の色が重なって
なるべくして黒になった。
だけど白はこれから何色にでもなれて、どんな色も重ねられる。
そんなイメージ。
だけど誰でも次のページをめくればまた新しい白い紙が待ってるし
黒だからって悪いわけでもない。黒にだって色んな黒がある。
でもやっぱり白のスケッチブックを前にすると、膨らむドキドキ。
胸がワクワク・・。
そんなワクワクを思いっきり表現して、お仕事にしている人をみつけました。
ロンドンに住むブリットガールのサラ。
supermarketsarahを主宰しています。
サラはマーケットやヴィンテージで買いつけてきたアイテムを
壁にディスプレイしたインスタレーション販売しています。
掘り出し物を見つけてくる能力は然り、発掘された宝物たちは
彼女のディスプレイによって更に魔法をかけられます。
これがサラの世界。
ちょっと前のブログで紹介した最近日本に上陸したアメリカの
ネットショップであるShopStyle..
こちらもコンセプトとしては、真っ白な紙にユーザーが好きな洋服を
ぺたぺたと貼って自分のブログや媒体で紹介することで、それを見た人が
クリックしたリンク先でお買い物ができるという、わくわくを上手く活用した
ECサイト。
カワイイ!と思うものをぺたぺたと合わせてただけで、こんなふうにブログに貼れます。
・・サラの後に貼るなんて忍びねぇ。。
4人に1人がブログをやっているという日本。
PV数から考える効果だってかなりのものだし、
ブロガーを使った広告やアフィリエイトが流行するのも当然の流れですよね・・
そうやって、このブログというツールは新たなメディアの様に騒がれていましたが
ひょっとすると今まで多くのブロガーは、情報を与えられ単にそれを伝えるという
メディアの使い手にしか過ぎなかったかもしれません。。
でもこの手法ももはや飽和状態。
これからはブロガーも楽しいと思えるようなやり方じゃないと
伝える側も伝えられる側も、つまらない。嘘っぽい。ありきたり、になってしまうような
気がします。
飽和状態になったからといって、新しい手法に切り替えなくてはいけないという
訳ではなく・・
そんな時こそ人対人でしか生まれない、嬉しい演出、小さな喜びが
情報を魅力的にする!と思う
私はどう頑張っても女性の気持ちしかわからないから・・
共通語である“カワイイ”を、男性たちに翻訳できる人になりたいなぁ